2025年度第2回石川県総合模試の結果を見ながら

第2回石川県総合模試の結果が発表されました。前回から1000人ほど受験者が増えていますが、どのような成績推移になっていたのでしょうか。
模試も2回目ということで、第1回を経験した継続受験者も多かったのではないかと思います。科目ごとに平均点の上下はありますが5科目平均は上昇しています。
第1回は初めてということもあって、難易度や時間配分などに戸惑った人もいたようですが、今回はうまく対処できたという人も増えたのではないかと思います。
というわけで、さっそく結果から見てみましょう。
| 国語 | 理科 | 英語 | 社会 | 数学 | 5科目 |
| 58.7 (16.46) | 50.3 (18.87) | 50.2 (21.01) | 48.5 (19.78) | 37.2 (16.19) | 244.9 (81.59) |
括弧内の数字は標準偏差となります(標準偏差は値が大きいほどデータのばらつきが大きくなります)。
今回の数学の平均点は37.2点という結果でした。
第1回の数学の平均点は41.2点でなかなか低調な平均点でしたが、今回はさらに下がってしまいました。難易度的にはそれほど大きな変化はありませんでしたが、初めて受験する人はかなり難しく感じたかもしれません。そうしたこともあって、平均点が下がること自体は予想できましたが、ここまで低くなるのは少し予想外でした。
昨年度も数学は問題の難易度に対して平均点が低めで推移していたのですが、今年度も同じような感じになっていきそうです。中学生の数学力は低下する一方で個人的にはかなり危機感を持って指導しています。上位校に進学しても数学で苦戦する人が増えており、数学の勉強について大きく見直すべきではないかと考えております。
現在の高1生(昨年の中3)の成績を見ていても、数学はかなり厳しい状況です。高校に入れば確かにリスタートとなりますが、いきなり数学力がアップするということはあり得ません。
指導をしていて気になるのは、
中学生の基礎的な学力が著しく低下している
ということです。部分部分についての理解はできていても、体系的な理解ができていないという人が目立ちます。
とくに数学では問題集だけを使って勉強する人が増えており、問題の解き方は分かっていても、なぜそうするのか、なぜそのように解けるのか、といったことは全く分かっていないという人がかなり存在します。
総合模試の問題は基礎力を確認できる良問が多いので、そのあたりを気にしながら早めに復習をしておきましょう。また、単なる解き直しではなく、別の方法で解けないか、もう少し楽に処理できないかなどを考えてみて下さい。解説記事もぜひ参考にしてくださいね!
以下、正答率が低かった問題を紹介しておきます。
| 大問1 | (3)、(4) |
| 大問3 | (1)、(2)、(3) |
| 大問6 | (1)、(2)、(3) |
| 大問7 | (1)、(2)、(3) |
後半の図形はかなり悲惨な得点状況となっています。附属や泉丘などの上位校を目指す人は、図形のところでも確実に得点できるように準備をしておきましょう。
次回の第3回は、実施間隔が狭いため当塾での受験は見送る予定です。解説記事は気が向けば作ろうかなと考えています。












