いよいよ共通テストまであと1ヶ月を切りました。
だからどうということもありませんが、本当に1年があっという間です。
そうして気がついた時には棺桶に収まっているのでしょう。なむなむ。
さて、そんな共通テスト直前期にあって、受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
なんていう人もいるかもしれません。これまでたくさんの生徒を見てきましたが、そういう人の方が多数派だと思います!
とくに、プレテストで思ったような結果が得られなかった人は、安心できる材料がないまま本番を迎えることになり、自分のやっていることが本当に正しいのかどうかとか、本番まで何をやったら良いか分からないとか、とても不安な状態になっているのではないでしょうか。
私もセンタープレで爆死したため、冬休み前の期間は結構な不安を抱えておりました。
当時はスマホはおろかネットすらなかったため、情報がほとんど手に入りませんでした。
手元にあるのはセンタープレの結果のみ、という感じでかなり絶望的な気持ちになっていたように思います。
しかし、どうしようと言っていても何も変わらないわけです。
と決めて、まだ伸ばせそうなところ(私の場合は古文・漢文)を集中的に取り組みました。
結果としてセンタープレから200点近く点数が上がりました。
点数アップの話は過去記事にもいろいろ書いているので参考にしてください。
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塾長大学入試の方はいよいよ直前期となりましたね。ここから1日1日の過ごし方が大切になってきます。すでに緊張しているという人や、焦りや不安に押しつぶされそうだという人もいるかもしれません。しかし[…]
こういう話題に対して「具体的に何をやったら良いでしょうか」というような相談をいただくことがあります。
例えば、過去問を20年分やるとか、マーク対策問題集を3周するとか、そういうことを知りたいのだと思いますが、これについては
ということです。そして、声を大にして言いたいのは、他人のアドバイスを鵜呑みにするのは危険だということです。
とくにネットに転がっている情報は「それっぽい」ものが多いので注意して接するようにしてください。怪しい宗教やセールスと同じレベルだという認識を持っておくことが大切です。
実際に、過去問を何年分やろうが問題集を何周しようが、何も考えずに誰かに言われたこと・聞いたことをただやっているだけの人は伸びません。
そうした眉唾物の藁にすがる前に、まずはしっかりと過去の自分の結果を分析して、ダメだったときの原因をよく考えてみてください。
理解が不足しているものもあれば、不要な計算などをして時間をロスしてしまっているものもあります。あるいは、焦って普段しないようなミスをしたりすることもあるでしょう。それらが、どういう状況で発生しているのか、自分の癖のようなものを把握しておくだけでずいぶん変わってきます。さらに、そうしたミスを追放するためにできることを考えて、対策までしっかりとできれば文句なしといったところでしょう。
そのためには、過去の模試の結果を見ながら(点数とか偏差値とか判定ではありませんよ!)、やるべきことをリストアップしておくことが大切です。