定期テストが終わったという人も多いようなので

ここ最近、最高気温が30℃近い日が続いています。もう、四季なんてものは失われてしまったんですよ。
高校生は中間テストが終わったという学校が多いようです。
定期テスト対策などは一切やらない塾ですが、塾生の多くはそれなりの点数を取っているようです。
良い点数が取れるに越したことはないのですが、個人的には直前にあれこれやっつけの対策をして高得点を取るよりも、特別なことをやらなくても平均点以上の点数が取れるという状態の方が望ましいと考えています。
普段の勉強で定期テストレベルのことは終わらせておく
ということが大切です。
基本的に、定期テストは「考えて解く」というものではありません。以下のように割り切って考えておくほうが上手くいくでしょう。
既習内容の典型問題を反射的に解けるまで訓練できているかどうか
そのため、サクシードやチャートなどの典型問題を繰り返しやって、解法(という名の解答のアウトライン)を覚えるというのが勉強の中心となる人が増えるわけです。
このような勉強が数学の勉強かと問われれば「違います」と断言できますが、試験という限定的な場面においては有効であることは否めません。
こうした勉強に嫌気がさしたり、理解がなおざりになって数学が嫌いになってしまう生徒もいます。また、おかしな勉強にどっぷり浸かって取り返しがつかなくなった生徒もたくさん見てきました。
なので「割り切る」ことが大切だと思っています。「これは数学の勉強ではなくテストのための勉強だ」、そんな認識を持っておくだけでも、変な方向に突っ走るのを防げるかもしれません。
定期テストがもう少ししっかりしたものになれば問題ないのかもしれませんが、私の時代から何も変わっていないので、この先も変わることは期待できないでしょう笑
とりあえず、テストの復習はサッと終わらせて自分の勉強をする時間をきちんと取るようにしましょう。
以前、定期テストに関する同じような記事を書いたのでこちらも是非お読みください。
言ってることはだいたい同じですね笑
そんなわけで、高1生はテストが返却されたら、一度個人面談を実施します。