2025年度第2回金沢市統一テストの結果

2025年度第2回金沢市統一テストの結果が発表されました。第1回は5科目の平均点が270点に迫る比較的簡単なテストでしたが、今回はどうなったのでしょうか。
平均点
いきなりですが、まずは平均点から見ていきましょう。
| 国語 | 理科 | 英語 | 社会 | 数学 | 合計 |
| 56 | 53 | 50 | 52 | 48 | 259 |
ちなみに第1回の平均点は以下のような感じでした。そこまで大きな変化はありませんでした。
| 国語 | 理科 | 英語 | 社会 | 数学 | 合計 |
| 58 | 57 | 48 | 57 | 48 | 268 |
とくに数学は前回と同じ平均点となりました。50点いくかいかないかくらいだろうと思っていたので、大体予想通りの結果でした。5科目の平均は259ということで、近年の平均から見ると標準的な内容だったようです。前回に比べて、理社の平均点が下がりましたが、平均が下がったからといって難しかったというわけではありません。得点分布も考慮する必要があります。
得点分布から考える
得点分布も配布されていますので、ぜひそちらをご覧ください。平均点だけでは見えない「勝負の分かれ目」が見えてきます。
■ 数学:80点の壁を越える「攻め」の科目
数学の分布を見ると、40点〜60点台に多くの生徒が集中していますが、80点以上の高得点者が極端に少なくなっています。つまり、多くの受験生が標準的な問題までは解けても、応用問題で完答できずに止まっている状況です。これは逆に言えば、数学で80点以上を取ることができれば、ライバルたちに決定的な点数差をつけることができるということです。泉丘などの上位校を狙う人にとって、数学はまさに「攻めの科目」となります。80点を一つの目標ラインとして、難問を崩す対策を進めましょう。
■ 英語・理科・社会:ミスが許されない「守り」の科目
一方で、他3科目は状況が異なります。英語は得点が低い層と高い層に二極化しており、理科・社会は平均点より上の「60〜80点ゾーン」に多くの生徒がひしめいています。特に上位校を目指す層においては、この3科目で高得点を取っている生徒が非常に多いのが特徴です。「取れて当たり前」の状況であり、ここでミスをして点数を落とすと、一気に順位を下げてしまいます。つまり、これらは「守りの科目」です。難問対策よりも、基礎知識の抜け漏れや記述ミスを徹底的に防ぐことが、合格への最短ルートになると言えるでしょう。
残り50日でやるべきこと

公立高校入試まで残り50日ほどになりました。今回の統一テストの結果を受けて、志望校合格に向けて具体的にどのようなことをやっていけば良いか(数学について)を簡単に紹介しておきます。
泉丘・附属などの上位校を狙う人は、大問1および各大問の(1)、(2)を確実に得点することが大切です。過去の模試なども見返して、落としている部分があれば早めに潰しておきましょう。そして、それらの先に、図形問題の(3)を崩す(平面か空間のいずれか)ことができれば大きなアドバンテージを得られます。これらを攻略するには時間的余裕を作り出す必要があります。計算の工夫や、当たりのつけ方などを強く意識しながら演習に取り組んでいきましょう。
また二水・桜丘などを志望校にしている人は、まず大問1と各大問の(1)を確実に取れるようにしましょう。難しいことをやる必要はないので、ミスを追放するために何をすべきか考えていきましょう。近年は前半の代数内容の問題が長文化する一方で、図形は案外シンプルな問題が出題されています。「図形は捨てる」といった短絡的な取り組み方ではなく、全体を見て冷静に取捨選択をする必要があります。なお、余力がある人は、(2)も取れるように進めて、差をつけられるようにしていきましょう。
自分の力で何とかできることに集中する
これから入試本番に向けて、いろいろな情報が飛び交うことになります。
そうした情報の全てに根拠があるわけではありません。むしろ、噂話レベルの情報が大半です。そうした情報に振り回されないことが大切です。
とくに、「自分の力ではどうしようもないこと」(倍率など)を気にしても全く意味がありません。そんなことに気を揉む暇があったら、自分で変えられるものをどんどん進めていきましょう。
50日という時間は思った以上に長いです。志望校合格を本気で目指す人は、最後まで諦めずに自分の実力を磨いてくださいね!
頑張れ受験生!












