テストの点数を上げるのが勉強だとしたら

塾長
今日から冬期講習へ向けての準備に忙しい塾長です!プリントおじさんになっております。

先日、演奏会が終わった塾長ですが、計算してみると楽器を始めてから25年ほど経っていることに気づきました。

まさか四半世紀も楽器を続けることになるとは思ってもいませんでしたが、今では日常に欠かせない活動の1つとなっています。練習がないと調子が狂うというか、あるべきものがそこにない感じになってしまいます。

そして四半世紀も続けていると、いろいろと分かってくることも多くあります。

その1つは数学に似ているなということです。やればやるほど、奥の深さ・広大さが実感され、自分の分かっていないことが無数にあるということが分かるわけです。まあ、つまりキリがないわけです(笑)もちろん、もっと直接的に数学的な部分もあるのですが、最近感じるのはそういう部分ですね。

私がいま所属している団体では、いわゆるコンテストやコンクールとはまったく無縁の団体です。コンテストやコンクールといった分かりやすい指標・評価がないとモチベーションを保つのが難しいという人もいるようですが、私はもっと個人的なレベルでじっくりと音楽と向き合いたいなあと思ってきたので、そういう人が多く集まるいまの環境はとても有難いなあと思っています。

もちろん、評価を受けることは現状の問題点を浮き彫りにしてくれるという側面があるため、フィードバックをしやすいという良い部分もあります。しかし、分かりやすいが故に良い評価をもらうこと自体が優先されてしまう傾向があります。そうなると、自分としては本末転倒といった感じになってしまうため居心地が悪く感じるようになってしまいます。

こういうのは勉強においても似たようなことがあるなあと感じます。

テストというのは、本来、チェックツールのようなもので、そこで得られた結果を勉強にどうフィードバックしていくかを考えるべきものであるのに、結果である点数というものが分かりやすいため、点数を取ることそのものが目的化してしまいがちです。というか、実際にテストの点数をとること・上げることが勉強であると思っている人がかなり多いなあと思います。そういう側面を全否定することはありませんが、それだけになってしまうと歪なものとなってしまいます。

心の声
あ!なんかまた真面目一直線なことを言い始めたぞ!

まあ、そうは言ってもテスト以外の評価はなかなか難しいものがあります。

では何で私は四半世紀も具体的な評価を得られないにもかかわらず音楽を続けてるんだろう?とふと思ったわけです。

そこに何かしらの答えがありそうな気がするんですが、残念ながら、明確な答えは今のところありません(笑)

誰かさん
ないのかよ!!

「好きだから」というのは1つの理由です。その好きは「面白いから」というところから来ているわけです。

では、その面白いはどこからだろう、と深めていくのですがどんどん深まっていくだけで底がないのです。

もしかすると、「底がねえのかー!!」ということを知るためにやっているのかもしれませんが(笑)

いずれにしても、勉強にだってそういう「深み」というのはあるべきだと思っています。若い時期の貴重な時間を費やして単に点数だけを追いかけるのでは、やっぱりもったいないんじゃないだろうかと思うのです。

そういう部分を、もっともっと考えてやっていきたいと思うここ最近の塾長でした。

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