本日、2023年度公立高校入試の出願状況(確定倍率)が発表されました。昨年から比べると上位校の倍率がかなり高くなりました。今年は桜丘が珍しく1.5倍を割りましたが、上位校は今後も人気が続くでしょう。
県教育委員会の発表資料は以下のリンクから確認できます(PDF)。
令和5年度石川県公立高等学校一般入学(全日制)の出願状況(2月28日)
金沢市の主な高校の倍率と出願者数を、志願変更前と後で記載しておきます。
高校名 | 金沢泉丘 | 金沢二水 | 金沢桜丘 | 金沢錦丘 | 金沢西 |
出願者数 | 531→522 | 552→552 | 538→537 | 342→331 | 517→515 |
倍率 | 1.33→1.31 | 1.38→1.38 | 1.49→1.49 | 1.69→1.64 | 1.44→1.43 |
昨年度確定倍率 | 1.27 | 1.23 | 1.68 | 1.50 | 1.43 |
泉丘、錦丘で若干出願者が減ったものの、志願変更前と大きな変化はありませんでした。
今年度の模試の推移などを見ていると、そこまで上位層が厚い印象はなかったため、もう少し泉丘や二水の倍率は落ち着くかなと思いましたが、強気の出願が目立つ結果になりました。前回の記事でも述べましたしたが、やはり私立高校の進学コースが充実してきたことで、チャレンジ受験をする人が増えたようです。そんなわけで、今後も上位校の人気は続くのではないかと思います。
以下は令和元年度入試からの上位校の倍率推移となります。こうやってみると、今年度の倍率が特別に高いとか低いというのはなさそうです。年度によって多少変動がある、という程度の動きですね。
泉丘 | 二水 | 桜丘 | 錦丘 | 西 | |
2022(R4)年度 | 1.27 | 1.23 | 1.68 | 1.50 | 1.43 |
2021(R3)年度 | 1.26 | 1.40 | 1.52 | 1.42 | 1.49 |
2020(R2)年度 | 1.21 | 1.23 | 1.66 | 1.40 | 1.34 |
2019(R1)年度 | 1.33 | 1.29 | 1.70 | 1.44 | 1.38 |
いずれにしても、これで倍率は確定しました。気になって気になって仕方なかった人も、もう倍率だの不合格者数だのそういうことはすべて忘れて、本番までに少しでも実力を上げるように準備していきましょう。
そして、本番でしっかりと実力を発揮できるようにメンタル面もケアしておいてくださいね!
この後に及んでまだネットの情報をあれこれ探している人もいるようですが、自分を安心させる情報を探すぐらいなら、きちんとした準備をして安心する方がいいですよ!