塾長
気がつけば8月ももう残りわずかとなりました。あっという間に夏期講習も終わりそうです。

今週で中学3年生の夏期講習が終了します。

受験生にこの夏はどうだったか聞いてみたところ、みんな一様に「一瞬だった」と答えます。

それだけ充実していたということでしょう。ヨシ!

夏期講習に突入する前はまだまだのんびりとした様子の生徒が多かったのですが、この夏の間にかなり変化があったように思います。

成績アップも大切な要素なのですが、それ以上に受験生としての意識をリアルに持つことが夏期講習の大きな意味になると考えています。

事前の面談では、長時間の勉強に耐えられるか、集中して取り組めるか、漫然とやるだけにならないか、そういう部分に不安を抱えている生徒が多かったのですが、蓋を開けてみればしっかりと自分の課題に取り組んでいる生徒ばかりでした。

塾長
基本的にこちらからあまり細かな指示は出さないように気をつけています。

もちろん、まだまだ甘い部分や工夫して上手くできるであろう部分は残っていますが、ひとまずは夏を乗り切ったことで、これくらいはやれるという自信が付いたのではないかと思います。

それと同時に、私が夏期講習中にずっと言い続けたことは自分なりの勉強方法を見つけるということです。

世の中にはいろいろな勉強法の話が溢れていますが、自分に合った方法は自分にしか見つけられません。

そうした情報を参考にするのは構いませんが、それが絶対的な正解のように思い込んで明らかに特性の合わない方法に固執している生徒を見かけます。

鵜呑みにするのではなく、きちんと自分で試して判断することが大切です。

自分にはこういうのが向いているなとか、こういうのは苦手だなということを分類するだけでも大きな意味があります。

また、問題集などの話も同様です。

他人が評価する問題集が自分に合っているとは限りません。

そもそも、抱えている問題は一人一人違うわけで、誰かが良いと言ったからといってその人と同じ状況であるとは限りません。

自分に必要なものを自分で選択できる力というのも大事になってきます。

そうした土台となる部分を、この夏期講習である程度作ることができたのではないかと思います。

 

また、夏期講習が終わるとすぐに模試などを受験する人が多いでしょう。

そこで点数が上がってくれれば嬉しいでしょうが、実際にはそう簡単にはいきません。

取り入れたものがしっかりと理解され、点数に反映されるにはある程度の時間が必要です。

一方で、すぐに点数に結びつくような表面的なテクニックのみを学んで点数が上がったところで、それは一時的なものに過ぎません。

そのあたりの判断も、答案を見ながらきちんと考えていく必要があります。

2学期からは、誰もが受験勉強に本格的に取り組むことになります。

そこで差をつけるのは、勉強量ではありません。

いかに自分の頭で考えて主体的に取り組むかということです。

人に言われたことをただやっているだけ、仕入れた情報を鵜呑みにするだけ、そんな姿勢では思ったような結果は得られないかもしれません。

模試を受けたら、まずは分析をきちんとやりましょう。

そして、夏休みに自分がやってきた勉強はどうだったかを、しっかりと反省してフィードバックしていきましょうね!

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