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2022第1回石川県総合模試の結果を見ながら

2022第1回石川県総合模試の結果を見ながら
塾長

第1回石川県総合模試の結果が返却され始めています。今回の数学は比較的易しめの問題が多かったのですが、近年の状況から見ると平均は50点ないだろうなと思っていましたが・・・

結果が返却されたみなさん、どうでしたか?

思ったよりもできてた!という人もいれば、全然できていなかったという人もいると思います。志望校の判定に安心した人もいれば、危機感を強く抱いた人もいるでしょう。いずれにしても、現時点の自分の学力はこのくらいなのだということを受け入れてください。

ただし、得点や偏差値あるいは判定といった表面的なデータであれこれ判断することは控えましょう。「1回目でこれくらいの成績だったら◯◯高校ライン」などとテキトーなことを言って不安を煽る人がたくさん出てきますが、そうした声は気にしなくて大丈夫です。大切なことは、今の自分ときちんと向き合って今後の勉強をどう進めていくかを考えることです。入試本番までたっぷりと時間は残っているので、ここからの逆転は当たり前に起こります。焦って変な方向に突っ走らないように、地に足をつけて勉強しましょうね!

さて、それでは今回の結果を見ておきましょう。

国語理科英語社会数学5科目
51.3
(17.05)
51.8
(20.38)
50.9
(20.34)
46.4
(20.23)
45.9
(17.39)
245.3
(83.61)

括弧内の数字は標準偏差となります。

塾長

標準偏差は値が大きいほどデータのばらつきが大きくなることを意味します。

というわけで、今回の数学の平均点は45.9点でした。

こういう結果には驚かなくなってきましたが、やはり数学力は年々低下しているなと強く感じます。

昨年度の第1回は、今回と似たような問題で少し難しいテストでしたが、平均は46.3でした。今年はそれより簡単だったので、47〜48点くらいかなあと思っていましたが、やはり予想より低くなりました。

もちろん、母集団が異なるため比較はできませんが、全体的な傾向として数学の学力低下を感じています。

塾長

数学力の低下とマイルドな言い方をしていますが、実態はかなり悲惨です。

この点については、当ブログでも再三指摘しているように、問題集を繰り返しやってパターン暗記で勝負するといった前時代的な指導がいまだに色濃く残っているのが問題ではないかと思っています。

そうした入試対策特化型の勉強では、この先の入試問題の変化に対応するのは難しくなるでしょう。

また、指導者側がそうした大量演習による成功しか知らず、効果的な指導ができていないということも大きな問題だと思います。

とくに、幾何分野の問題は全体的に正答率が低く、思考力の部分で問題を抱えている生徒が多そうな印象です。

幾何の問題はいろいろな問題が作れるため、解法パターンに当てはめて解こうとしてもなかなか難しい部分があります。また、何通りかの考え方ができる問題が多いため、試行錯誤の経験値が大きくものを言います。

そうしたことから、前半の計算中心の問題で点数を稼いで後半は捨てる、といったような戦略を強調する人もいます。

試験本番では有効かもしれませんが、そんなものが数学の勉強の役に立つことはありません。数学の力をつけたいのであれば、面倒な問題や時間がかかる問題にもきちんと取り組んで、あれこれと試行錯誤することが大切です。

最初から最短距離で効率よくやろうというのもいいかもしれませんが、個人的には、時間のあるうちにあれこれと寄り道をしながら、いろいろな角度から1つの問題を眺めてみるということもやってほしいなあと思います。

と、愚痴っぽい内容になってきましたが、とにかくまだまだ本番まではたくさん時間があります。せっかくの時間を、ただの入試の対策だけに浪費してしまわないように、きちんとした数学の勉強というものをやってもらいたいなあと思っています。

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