いよいよ明日で終了。
今日は１日目の試験だった。
入試前日にも伝えたけど、本番は余計なことを考えず、目の前の問題に集中するだけ。
３年生になった時から言い続けてきたが、本番は孤独な戦いである。
誰も助けてくれない。頼りになるのは自分だけ。
本番までに、どれだけのものを積み上げてこられたか。
自信につながるものは、それしかない。入試なんて実にシンプルなのだ。
勉強だろうとなんだろうと、それはすべて同じである。
誤魔化したり、甘えていた部分は、大きな後悔を生む。
もっとやっておけば良かった。ちゃんと取り組んでおけば良かった、など。
仮に、そう思う生徒がいたならば、それは一つの収穫でもある。
大切なのは、その思いを、この先「絶対に」忘れないことだ。
合格や不合格といった結果だけでは測れないものが入試にはある。
結果が出たときにすることは、テストの時と同じく、分析である。
受験勉強全体を、あるいは中学生活全体をきちんと振り返ってほしい。
合格だからといって結果オーライではない。
不合格だからといって、すべてを否定する必要もない。
正しく反省し、次のステージにつなげること。
明日は最終日、数学と社会。
受験生のみんなには、最後まで諦めず全てを出し切ってほしい。