第3回の総合模試の結果が返ってきた。
至誠塾の過去すべての模試の中でも最も悪い結果だ。
受験生本人たちは、これをどう受け止めたのだろう。
昨年までは、中3生の勢いが塾の雰囲気を作っていた。
でも、今年はどうにもイマイチだ。
本気で受かりたいという気持ちがあまり伝わってこない。
何となくやって、合格ラインに届けばいいな、くらいの感じ。
自分ができない問題ととことん向き合って何とかしたい
という意欲がないのだろうか。
合格というのは降ってくるものではない。
甘ちゃんな自分との戦いに勝利したものが手にする権利を持つ。
頑張った、というのは単なる自己評価。
んなこと知ったこっちゃないし、受験生なんて頑張るのが当たり前だから。
入試なんて課程は一切見てもらえない。本番で何点取るか、という一発勝負。
だから、すべて出せるように、今、準備しているわけなんだが。
どうも、そういう意識も薄いようだ。
高校3年生は、もっと厳しい戦いだ。
合格ラインに達していても、本番でミスるかも、と必死で勉強している生徒もいる。
さすがに長いことうちの塾にいるだけはある。
手を抜いたら全部自分に返ってくる。敵は外にも内にも潜んでいる。
悲惨な結果を見て、悔し涙流すくらいになってもらいたいものだ。
何とかしたい、そういう人は個人的にどんどん俺のところに来ればいい。
そういう人を全力で応援するのがうちの塾なんだよ。
甘えん坊の弱虫は来なくていい。ここはそんな人間のいる場所ではない。