狂ったように

やっぱり5:30起床の俺です。おはよう。

昨日は、全然眠れず布団の中で悶々としていたので、今日はすっきりとした目覚めである。

気温も高く天気もそこそこ良いようである。はよ、春が来んかな。


さて、昨日教本(アーバン)を買ったって話を書いたのだが、それにまつわる話でも書いておこう。

初めてその教本を買ったのが高1の頃で、当時は黄色い表紙の本だった。

今は白い表紙になっており、練習曲の番号とか順番が以前と違ってる気がするんだけど、どうだっけ?

まあ、いいや。

高校の3年間は、ほぼラッパと過ごしたと言っても過言ではない。一応勉強もしてたけどね。

本当は、いろいろと曲を吹くのが好きだったのだけど、勝手に練習していると顧問に怒られた。

「お前、何吹いちょるんじゃ〜?」

てな具合でね。

そういうわけで、俺は只管にこの教本と向き合うことになった。

最初は、下手だったから思い通りに吹けず、ああ辞めたいといつも思ってたな。

それでも2年生になる頃には、半分くらいの練習曲をこなせるくらいにはなった。

結構、機械的な練習が延々と続くのであるが、できるようになってくると楽しいものである。

また、その機械的な単調さが心を無にする効果もあったように思う。

嫌なことがあると、狂ったように練習番号1からぶっ通しで練習していたなぁ。

嫌なことばっかりだったせいか、かなり上手くなったんだけどね(笑)

余計なことは考えずに、ただ譜面の音を再現するというメカニズムだけに集中する。

こういうのが、当時の俺にはたまらなく心地がよかった。

自分の体と楽器とを客観的に捉えて、両者のバランスを少しずつ調整して、完成を目指す。

そこに誰も介在せずに一人で完結するというのも良かった。

そうして、最終的には教本が真っ二つに割れるまで使い倒したのである。

言ってみれば、この教本が俺の青春ってことだろうなぁ。

中身をみれば、いかに狂っていたかが分かるってもの。あはは。

まあ、高校生活全般がいろいろと自分には合っていなかったってのもあるわな。

その逃避先として、この教本が選ばれたんだろう。可哀想に(笑)

表紙が黄色から白になって印象は変わってしまったけど、中身を開いてみると、当時の自分を思い出す。

やっぱりクソ野郎だったなあ(笑)

とまあ、そんな思い出の教本であるが、久々に吹いてみるともう全然吹けない。

あの頃あんなに練習したんだけどな〜。悲しい。

もう一回、最初っから練習し直してみようかな。。。

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