仕事が終わって塾を出るのは、だいたい日付が変わる前後である。
週末となると、外で飲んで帰るという人も多いようで、頻繁にタクシーや代行が走っている。
昨日も金曜日ということで、塾帰りの車の前を一台のタクシーが走っていた。
お客さんを乗せているタクシーはいきなり停まったりするから、用心して車間を広めにとって走っていた。
それにしても、やたらとブレーキを踏むわ、ガードレールすれすれを走るわ、速度は安定しないわで、かなり心配になった。
普通に見たら、飲酒運転してるんじゃないかって疑うくらいの挙動の不安定さである。
しまいには、右折レーンに入る俺の前にウインカー無しでカットインしてくる始末である。
さすがに、俺も危ないと思ってクラクションを鳴らしたが、急加速してまたまたウインカー無しで右折していくじゃないか。
おいおいお〜いと思いながら、そこから数百メートル先でハザード無しの急停止である。
嫌がらせかとも思ったけど、どうやらお客さんを降ろしているらしい。
タクシーを追い抜きざまに運転手をちらっと見ると、かなり高齢のじいさんだった。
こういう経験は初めてではなく、とくに最近になってタクシーの運転の危なさが目立つなあと感じる場面が増えた。
まあ、自分が運転する時間帯のせいもあるんかな〜と思っていたのだが、昼間でも同じような場面に遭遇するのである。
その度に運転手を確認してみると、ほぼ100%が高齢者ドライバーである。
タクシー業界のことは分からないけど、おそらく人手が足りないんだろうなあと思う。
それにしても、高齢者マークつけないといけないような運転手がかなり増えたように思う。
運転のプロってイメージを持っていたけど、改めないといけないなあ。