暦の上では、もう春だ。
今日は天気もよく、暖かい一日だった。
少しばかり、空気も春の匂いを感じさせる。
そうなると、何となく浮かれてくる。
毎年、春になると軽い躁状態になるのだ。
突発性ドライブに出かけたり、俺には必要のなさそうな高級文具などを買ってしまったり、やめとけばいいのに家計簿付き日記帳を買ったりする。
続いたためしはない。
そもそも、日記に書くほど面白いことはそんなに頻繁に起こり得ない。
あ、これは日記に対する認識が間違っているのか?
ちなみに文房具は、10年前に買った500円のシャープペンシルを、いまでも大切に使っている。
書きやすさバツグンなのだ。
ただの貧乏性ではない!断じて。
今年こそは浮かれすぎないようにしよう、そう心にきめている。
だが、今日の夕焼けを見て、この夕焼けを残さずにおくべきか!
などと余計な思考が働き、デジカメ欲しいな~、なんて考えてしまった。
春、恐るべし!
である。
いや、ほんと夕焼けが綺麗だったのだ。
紅の太陽が
撮って撮ってー、今日だけだよー
と俺に呼びかけるのを聞いたのだ!
ま、デジカメは買わない。
携帯についてるので十分な気がする。
そう言い聞かせた一日だった。