第6回石川県総合模試の結果が返ってきた。
塾内平均点は400点を超えた。
まあ、全体の平均もかなり高かったことも影響しているだろう。
そして、ついに県内1位(5科)が誕生した。
これまで、県内での順位がひと桁とか、科目ごとで1位というのは何度もあったが、ついに頂点を極めた生徒が出た。もちろん、順位が全てではない。が、これはこれで一つの結果として喜びたい。
よくやった!
頂点に立つと、今度は違う世界が見えてくるはずだ。
それは1番になった人間にしか分からない世界である。
追われる立場、目標とされる立場である。
もう下手なことはできない(笑)
その立場が、また新たな自覚を生むだろう。
一番になってみたら分かるとか、500点満点を目指せとか、まあとんでもないことを言ってきた。
でも、それは僕自身が中学のとき現実に考えていたことである。
入試では本気で500点を取りにいったし、学校では1番を譲ったことがなかった。
ただ、県内で1番というのは、やはりすごいことだと思う。
たくさん課題を与えて、厳しく指導すれば、おそらく1番は取れる。
でも、うちの塾では、そこまでやらせていない。
むしろ、好きなようにやってもらっている。
僕自身、押さえつけられて勉強した経験がないからだろう。
ただ、自分を甘やかすな、ということは徹底している。
いつも言っているのは、自分はどういう人間でありたいのか。
そればかりである。
そういうことに目が向けば、生徒は勝手に勉強する。
塾としては教材やシステムを揃えて、サービスを向上させるのも一つの方法だろうが、僕には合わない。
小さい塾だからこそできる事を大切にしようと改めて思った。
さあ、模試はあくまでも模試である。
本番まで残りわずかになった。
本気で500点を目指して頑張ろう!