今日は、授業が脱線して川端康成の話になった。
去年も同じ話をしたような気がするが、今どきの中学生は川端康成を知らない子が多い。
誰それ?って顔をする。それはそれで面白い反応だけど。
写真を見せても、「眉毛おもしろっ!」とかね・・・。
まあ、確かにそうなんだけど。(僕も落書きしてたから・・・)
いわゆる、文豪って、今では教科書にあまり掲載されていない。
今度の改訂ではまた復活するらしいけれど。
うーん、どうなんだろう。
まあでも、有名な作品は、やはり一度は読んでほしいなと思う。
塾の本棚にも、僕の読んだ本を置いてある。
川端康成もあるし、志賀直哉もある。芥川もある。
ついでに、よしもとばななも村上春樹も、角田光代も白石一文も有川浩も(笑)
なぜか、こんな本まである。
「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか(幻冬舎文庫)/北尾トロ」
並べると、とんでもなく雑食だな・・・。
ま、それは置いといて、やはり有名作品にはそれなりに読む価値がある。
その作品が、なぜ受け入れられて、多くの人に読まれたかを考えたりするのも楽しい。
でも、できたら教科書なんかではなく、自分で手に取って、自分なりに解釈してほしい。
僕なんて、高校生で羅生門をやったのだが、先生の解釈が気に食わなくて、作品まで嫌いになった(笑)
そんなこともあるわけだから、他人の解釈を通して作品を知るより、まずは自分で読んでみることが大切だと思う。
と、こういう記事を書いていたら、本が読みたくなってきた!!