数学の話

今日は、梅雨らしい天気である。

どんよりじめじめ。

こういう日は、部屋にこもって読書するのがいちばん!

先週、数学の本を買ったのでそれをちまちま読んでいる。

あ、もちろん仕事の合間にである。一応仕事しているアピール。(誰にだ)

まあ、普通の基礎数学の本だから面白い!!という代物ではないが、ふむふむ、なるほど、といった感じで読み進める。

俺はこういう本、好きだな。1色刷りだし(笑)

思えば、俺もかつては「科学を志す」青年男子であった。

何度も言っておくが、俺は理系である。理系男子。

高校生の頃は、必死に勉強していたな~と懐かしく思う。

数学と物理という理系2大巨頭(勝手に言ってるけど)を相手に格闘する毎日だった。

そして、今、数学という科目を改めて振り返ってみると、問題点が浮き彫りになる。

中学校の頃は、ろくに勉強しなくても数学ができた。

数学の先生が嫌いだったので、授業中は鼻くそほじくって先生の話をほとんど聞かず、自分で教科書を読んで勉強した。

まあ、中学数学なんていうのは、結構適当にやってても点数が取れたりする。

実は、内容的にはあまり大したことやっていない。

高校に入ってもしばらくは、そういう調子でやっていた気がする。

で、森に迷い込んでしまったのはどこかというと・・・

おそらく集合と論理、そして整数の問題あたりじゃないだろうか。

整数問題というのは、大学入試でもよく出る問題なのだが、まあ、結構大変なのだ。

(興味がある方は、書店でその手の本を開いてみてほしい)

この、自分自身の躓きが、今、生徒に教えるときに大きく影響していると思う。

結局のところ、数学の言葉っていうのが最も大切な要素なのだ。

複雑な図形の問題や、関数の問題、あるいは、それらが融合した問題を解けたとしても、それが本当に「理解している」こととイコールではない、ということである。

(これも真か偽か、みたいな判定をすると面白いな)

コワいのは、かつての自分のように、解けるから分かっている、と思い込んでしまう事。

だから

「いやー、もうね、まったく解けませんよ、ボク、てへへ」

という方がまだいいんじゃないかな?って思ってしまう。

俺の教え方は、確かに「鬱陶しい」と自分でも思う。

何でもいい、解けりゃいいじゃん!っていう人には絶対に向かない。

しっかりと数学的プロセスを考え、それに従うことを要求している。

でも、内容的にそれほど高度なことは扱わない中学生のうちに、そういう部分に目を向ける姿勢を与えておくことが大切だと思っている。

なんてことを普段考えている。

そう、俺はかつては「科学を志す」青年男子であった。

理系男子である。

つまり、理屈っぽいのだ(笑)

長々と文章を書いて、結局やりたかったのは

「俺、理系男子」アピールだった。(だから誰にだ)

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