数学は暗記、数学は理解

数学は暗記だとか、いやいや理解が大事とか、いろいろいう人がいる。

どちらにせよ、絶対に「覚えなくてはいけない」ことがある。

基本的な定理・公式と定石問題の解法は絶対に覚えておかないとダメ。

これがないと絶望的なのである。

ただし、「暗記しろ」と言われると、解答をまるごと覚えようとする人がいる。

テスト前に、問題集の解答を覚えるという愚行に走ったりする。さもしい行為だぞ。

大切なのは、覚える・暗記するという行為ではない。

当たり前だが、「何を覚えるか」が大切なのだ。

そのあたりをきちんと理解して勉強している高校生は、実は、思った以上に少ない。

県下で有数の進学校の生徒であっても、である。

「何を覚えるか」に着目すると、全体の見通しがよくなり、思ったよりも覚えることが少なくて済むことが分かる。

チャートなどを見ると、分厚さに辟易してやる気をなくすかもしれない。

が、あれはあくまで解法辞典であって、あれが全部解けないとダメというわけではない。

実際、昔のチャートはもっとコンパクトで的確な内容だった。

どうしてあんなにデラックス化したのだろう。内容は激しく劣化しているし・・・。

伝統のチャート式には奮起してもらいたいけどなぁ。

現状では赤チャート以外は使い勝手が悪すぎる。

おっと、話がそれている。

とにかく、何を覚えるかをしっかりと意識して勉強することが大切。

あとは、分野によっても暗記が重要な分野と、理解が大切な分野に分かれる。

漫然と取り組んでいても、高校数学では結果がついてこないのだ。

そんなわけで、そろそろ例のテキストを作らんとなぁ・・・。(遠い目)

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