今日の授業の時に話をしてて、ああ、そうだそうだと思ったことがある。
仕事柄、生徒をはじめ、いろいろな人と話をすることがある。
話を聞いていて、すっと話が入ってくる人となかなか要領を得ないなあという人がいる。
その逆も然りで、こちらの話がちゃんと伝わってるなという人となかなか伝わらないなあという人がいる。
話上手だとか口下手だとかいうのとは、ちょっと違う。いや、かなり違うか。
相槌のタイミングとか、話を切るタイミングとか、もちろんそういうのもある。
でも、それ以上に「同じ言葉」を持っていることは非常に重要なことだなあと思う。
ある事柄について話をしていても、言葉の選択のセンスが違っていたり、同じ言葉でも微妙に意味がズレたりしていることがある。
ああ、そういうことじゃないんだよなぁ〜と思って、言葉を変えたりしてもやっぱり伝わらなかったり、むしろ事態を悪化させたり(笑)
一方で、こっちの言外のニュアンスまできっちり汲み取ってくれてるなぁという人もいる。
こういう人とのコミュニケーションは非常に楽しい。スラスラと言葉が出てくるから、言葉遊びも余裕。
おそらく、思考も非常に似ているんだろう。
こういうのは、経験とかの差なんだろうなあと思う。
俺は、どちらかというと根暗で内向的な部分が大きいので、内省的な言葉を使うことが多い気がする。
ブログ読んでても、躁鬱病みたいな感じがするもんなあ(笑)
とくに、音楽の話とか数学の話とか、抽象的な話をするときにこういう影響は大きい気がする。
比喩の使い方とか、目に見えないものをどういう風に表現するかとか。
自分が上手に言えてるのかは全く分からないけど、驚くほど理解してくれる人もいる。
そういう人は、一生大切にしたいなあと思う。そうそう、出会えるものでもないだろうし。
やっぱり、言葉というのは大事だね〜。