前回、「続くかも」なんて余計な終わり方をしてしまったので、渋々続きっぽく書こう(笑)
真面目な記事を書くと、どうも尻のあたりがムズムズしてしまうのだ。
まあ、しかしこういうネタを待っている人もいるだろうから、ムズムズは我慢して書くのだ。
よく生徒から聞く受験神話をネタにしてみよう。
「学校のことをしっかりやっていれば、塾なんかいかなくても合格します」
という神話。
「塾なんか」とは、随分嫌われてるんだな(笑)
まあ、詐欺まがいの塾もたくさんあるのは事実だけど。
それは置いておいて、まず、大きく2つのグループに分けよう。
学校のことをしっかりやっている人。
そして、明らかに勉強不足の人。
まず、後者は論外なので一旦退場してもらう。
問題は、前者の中に意外に多くの「できない」生徒が存在すること。
予習復習もちゃんとやって、宿題も頑張って何とか食らいついている。
でも、テストで点は取れない。本人もイマイチ理解できていない。
しっかりと成績がランク分けされてしまうのだ。
そういう生徒に対して、いかなる指導をしてくれるのだ?
俺はそこが知りたい。「もっと頑張りなさい」
なんて、ふざけているとしか言いようがない。
いつも言うけど、何をどうやって頑張るのか、具体策がまるでない。
確かに、学校の授業だけで難関大学に合格する生徒はいる。
悔しいけどいる(笑)ぎゃー!!
おっと、昔を思い出して取り乱してしまった。失敬。
そういう生徒は、誰に言われるでもなく自然と最善の方法論を身につけているのだ。
帰納的な思考だったり、復習の方法だったり、それは様々だが。
そして、そういう生徒を基準にして考えると悲劇が起こってしまう。
はっきり言って、そういう人たちは、学校に行かなかったとしても難関大学に受かるだろ。
では、自分がそうでない場合にはどうすれば良いのか。
同じことをやっても差がついてしまうのだから、違うことをするしかない。
その「違うこと」を塾では教えている。
勘違いしてもらっては困るが、それは
「特殊なテクニック」とか「解法パターン」とか
そういうものではない。(実は、知識の量に関しては大差がないのである)
もっとずっと根源的なものである。
俺の座右の銘「センスは努力して身につけるもの」はこういうことに由来するのだ。
まあ、由来って言っても勉強じゃないんだけど(笑)
いずれにしても、神話を信じてはいけない。
合格体験ほど、参考にならないものはないのだ。
ムズムズが限界なので、今日はこのへんで。さらばじゃ。