冬が来てしまったよ。鰤おこし。
雷のせいで不眠症。寒さのせいで不眠症。
ああ、静かに眠りたい。
この前の授業で鰤おこしについて生徒に聞いてみたが、反応が鈍かった。
意外と知らないようだ。つまらないなぁ。
平坦な毎日を送ってるんだろうな、と想像がつく。
放っておいても、いろいろなものが次から次へとやってきて、何となく回転していく。
でもなぁ、そんなので生きてる実感なんて湧かない。
自らの力で回転しないと。
そのためには、アンテナをはりまくる。
ちょっとした変化に敏感になれば、もっと楽しいんだけどね。
俳句でもやらせてみるか。
冬は嫌いなんだけど、それでも、この厳しさは必要。
外に出たときに、肌に刺さる空気。
鼻の奥がツーンとなる。
これは、冬にしか味わえない。
うっひょ~とかなんとか言いながら、車のドアに手をかけ
バチバチっと静電気を食らう。
これもまた、冬の醍醐味。
いや、静電気は味わいたくないけど。
でも、冬のいちばんの風物詩は
炬燵から出れない俺。
起きてから暖房の前で解凍が必要な俺。
ストーブから離れられない俺。
やっぱり、寒いのは嫌いだ。