志が定まった人は、目が違う。本気の顔だ。
塾ではいつも話をしているのだが、受験生になったばかりの頃と、本番間近の頃とでは顔つきが変わる。
良い顔になった人は結果にかかわらず成功である。
自分の人生は、自分でつかみ取るしかないのだ。
待っていても合格は降ってこない。
誰かが幸せを運んできてくれることもない。
問題が勝手に解決してくれることもない。
気づいたら夢が叶っていたなんてこともない。
自分で何とかするしか、方法はない。
そこに気づいて、覚悟を持った人は、顔が変わるのだ。
過去には、うちの塾を「ユルい」と言っている生徒もいたが、本質が分かっていない。
はっきり言って、俺はかなり厳しいことを要求している。
生徒の成績を分析して、弱点を把握し、対策を練る。
もちろん仕事だからそれはやる。個人用にプリントを準備したりもする。
だが、それをこちらから生徒に与えるなんてことは決してしない。
他人が何とかしてくれるだろうなんて甘えた考えは許さない。
うちの塾生には、そんな受け身な生き方はして欲しくないのだ。
もっと積極的に自分の力で人生を切り拓いてもらいたい。
何も考えなくても課題が勝手にふってきて何となくこなしているうちにできる。
そんなシステムは弱っちい、色のない人間を量産するだけだ。
困ったときは聞きにこい。塾生に言ってあるのはそれだけ。
毎日コツコツと作ってきたプリントが100ファイル以上溜まっていた。
一方通行であろうと、準備はしておく。
これらが活躍する日が来ると信じるより他はない。