夏が過ぎ、秋が深まっていくこの時期はもの悲しい。夏男は自分の活動期が終わっていく儚さを感じるのだろう。これから冬に向かって、しぼんでいくのだ（笑）さて、今日は高１生に模試の結果と大学受験について話した。情報が溢れかえっているこのご時世、デマに惑わされないことが大事だ。また、極端な例をスタンダードとして捉えるのも危険。現実は、そんなに甘くはない。志望校は「行きたい大学」からいつしか「行ける大学」となる。文武両道を謳いながら、実際にはどちらも中途半端。そもそも、そんなに器用な人間ばかりじゃなかろうよ。夢や希望だったものは、不甲斐ない自分を納得させるための言い訳に変わる。そんな現実から逃げるように「青春を謳歌」する。ちょっとした狂気だ。そんな高校生をたくさん見てきた。本当に実現したいことに、もっと正直になったほうがいいと思うんだよな。だから、キレイ事は言わない。現実を直視することがスタートなんだよ。
