貪欲でないと

この前、高2生の英文解釈の授業で、ちょっと難しい英文が出てきた。難しいと言っても、文の構造ではなく単語の意味。「global village」という単語。社会・文化方面の用語らしい。理系の俺にはあまり縁のない方面の用語だが、それでもある程度、文の言わんとすることは理解できた。が、生徒にしてみたら「何それ」という感じ(笑)大学入試の英文のレベルというのは、単に英語の知識のみを必要とするものではない。一般教養的な背景知識を持っていないと、何の話か分からないものも多い。社会的な問題に興味関心があるかどうか、科学技術の進歩にどれだけ敏感であるか、などなど。そういう貪欲さ、あるいは知的好奇心がない人間は、大学には必要ない。当たり前の話だけど。そういうことも踏まえて、俺の授業には余談をふんだんに取り入れている。大半が、俺の人生物語(コメディたまにセンチメンタル)だけどな。学校という狭い世界しか知らないようではダメだ。あるいは、ネットで仕入れた情報や聞きかじった程度の情報を鵜呑みにするのもダメ。自分で体験し、自分の言葉で語れるようにならないと。そのためには、広く視野をもつこと、あれこれチャレンジしてみること。もちろん、1つのことを深めてみるのもいいだろう。そういう興味や関心を引き出せるような余談を、もっと充実させたい。(バカ話も楽しんだけど)いずれにしても、もっと知りたいという推進力がなければ、最初の一歩が出ない。失敗したらどうしよう、なんて失敗してから考えればいいし。仮に失敗しても、俺みたいに生きてる人はたくさんいるから(笑)とまあ、そんなわけで、うちの塾も新たなチャレンジの1年となる。校舎を移転し、高校生の授業を拡充することになった。数学色もこれまで以上に濃くなった(笑)どう転ぶか分からないが、楽しみで仕方ない。うーん、いろいろやりたいことがあるから、またちょっとずつ実現させていこう。

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