大学入試改革に関連する記事を読んでて、試験での一発勝負ではなく、総合的多角的判断をするみたいなことが書いてあった。
別にどうだっていいんだけど、一発勝負で何かマズイんだろうか。もっとも単純で公平な試験だと思うけどね。
少なくとも、現状で不透明感のある高校入試に比べたら、ずっとマシなものだと思ってる。
入試問題だってあれこれ文句を言われてるけど、よく考えられて作られているものも多いぞ。
だいたい、文句言ってる人は自分が理解できなかったから言ってる気がするんだよね。
しっかりと問題点を指摘してるような人を見たことがないから。印象だけで語ってる感じ。
まあ、どうなっちゃうのか分からないけど、しっかりと責任の所在だけは明らかにして進めてもらいたいもんだ。
ところで、教育改革が奏功したなんてこと、過去にあったのだろうか・・・。
で、そんな真面目な話ではなくて、生きてると一発勝負しなきゃならん場面が結構多いということ。
ここというチャンスを逃したらダメだという、そういう勝負所ってあると思う。
もちろん、失敗したからと言って全てダメになるという話ではないんだけど、成功して得られたはずのものは二度と手に入れることができない。そういう場面がなかなかに多いと思う。
ゲームのように、リセットしてセーブしたところからやり直しとはいかないのだ。
比較的、俺は勝負強さを持ってる(と自分で思い込んでる笑)ので、決め所でハズした記憶はあまりない。
生徒には、是非とも勝負強くなってもらいたいもの。一回のチャンスをモノにできるように。ゴルゴ十三みたいだが。
勉強でもそうなんだけど、一発で理解できるように努めるべきだと思っている。
また次の機会が用意されてると安易に考えないで欲しい。次の機会がないというわけではないんだけども。
そうした安易な思考のクセが、いろんなものを阻害してたりする可能性もある。
同じ問題集を何回もやったりするというのにも、そういう側面があるように思う。
何で1回できちんと理解しようとしないのか。何で1回で覚えられないのか。
繰り返しやるのがスタンダードだっていう人の方が多いけど、本当だろうか?
もしかすると、そうやって時間を無駄にしてるかもしれないのに。
(繰り返しをするのには、ちゃんと目的があればいいんだが)
と、日々そんな風に疑問を抱きながら、トイレにこもっているわけである。