知識と能力のあれこれ

高1・2生たちの駿台模試が終わったようである。お疲れ様〜。

高校生が受験する模試はいくつかあるが、駿台模試は難易度が高い。

巷ではsoon die模試なんて言われているとかいないとか・・・なに上手いこと言ってるんや(笑)

進研模試でかなりいい成績をとっていた生徒でも苦戦したようで、模試が終わって早速復習をしていた。かなり悔しかったのだろう。

わかるぞ、その気持ち!

まあ、進研模試ってのは基礎的な問題がほとんどで、知識量でこなせる範囲の問題が多い。とはいえ、そのレベルすら儘ならない高校生が多くいるのも事実であるけれど。

レベルの高い模試になってくると、知識に加えて能力が重要となってくる。

能力っていうと、すぐに天賦の才とかセンスとか言いだす人もいるが、数学的能力ってのは訓練である程度まで高めることができる。

単純なところでいうと、問題との距離感を意識的に変えて見るとか、類似点と相違点をあぶり出すとか、具体と抽象の往来とか、様々あるんだけど、そういう能力を意識的に使って考えるという場面があまりないせいか、身につけられていない人が多いなあと思う。

発想の原点となってくるのは、こうした能力の部分によるところが大きい(もちろん知識がなければ問題外である)ので、高難度の問題では苦戦する人が多くなるのは当然といえば当然である。

知識はある程度あるけど、難しい問題になるとダメだという人は、「能力」をちょっと気にしてみるといいだろう。と言っても、これを独学でやるのは相当な根気と時間を要するものだけど。でも、それだけの価値はあると思うぞ。

大切なのは、知識よりも能力だ。数学を通して、そういう能力を鍛えてくれたら、俺は嬉しいなあ。


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