今日は模試だったところも多く、自習生が少なくてちょっと寂しかった。
人が少ないと、教室も物理的に寒いからなぁ。
というわけで、眠たいという高2の生徒と、睡魔を吹き飛ばすためにちょっと話をした。
塾に入った頃はどんなだったかっていう話ね。
結構、みんなバカだったんだなってことが明らかになる(笑)
成績表をずっと取ってあるので、中学生の頃の成績とか見れてしまう。
その子が塾に入った当初の日記も残ってた。新中2ってことは中1の終わり頃だね。
この頃は進学校に行けるかどうかも怪しい成績だったんだな〜。ふむふむ。
それが、今では国立大学を目指すような生徒になってるなんてね。
あの頃の自分は、今の自分を想像できてた?
そんなことを話しながら、いろいろあったなぁと懐かしく思い出していた。
毎日のように生徒に会ってると、ついつい当たり前の日常で忘れてしまうことがある。
中学生の頃は数学が苦手で、1次関数の話さえチンプンカンプンだった生徒が、いまでは理系に進み、俺と数学の話を普通にしてる。
本人は気づいてないかもしれないけど、結構レベルの高い話をしてんだよなぁ。嬉しい。
英語の主語さえ分からなかった生徒が、関係詞の構文とかをあれこれ考えて質問に来たりする。
高校入試の時は、ぜーんぜん英語できなかったのにな。ふふふ。
中3のときに、I like the sea because I like fish.なんていうトンデモ英文を書いていた女の子は、今では立派な大学生になっていたりする。
これは伝説級だけど(笑)
こうやって考えると、あっという間に時間が過ぎてるんだなぁ。そりゃ俺もおっさんになるわ。
んで、気づいたら棺桶に入ってるんだろうね(笑)
それはとっても幸せなことだけど。
あの頃の自分をたまに思い出してみると、今の自分がすごく頑張った結果として存在してることに気づくと思う。
少なくとも、うちの塾でずっと頑張ってる生徒はみんなそうだ。
そうやって、たまには自分を褒めてあげるのもいいんじゃないかな?