当たり前にすべきこと

今日は朝から雨で何となく気持ちも沈む1日だった。

とはいえ、授業は元気モリモリでやらなくてはいけない。

で、授業が終わった今は、抜け殻になっている(笑)ほげ。

 

高校生は模試の結果が返ってきて、心を入れ替えようとしている生徒が数名いる。

うんうん、これからだぞ。でも、まだ入れ替わったとは言えないけどな。

人がどれだけ言ったところで、本人が危機感を抱かなければ意味がない。

自分で「ヤバイな」と思ったときに行動にうつせるかどうかが大事である。

そういう自分の声を無視してはいけない。

そうやって、変化するチャンスをみすみす逃してはもったいない。

というわけで、いろいろと質問を受けることも増えてきた。

数学に関して言えば、当たり前にできなくてはいけないことを当たり前にするということが大切である。

例えば、今日やった階差数列の一般項を求める式

\[a_n=a_1+\sum_{k=1}^{n-1}b_k\quad (n\geq 2)\]

なんていうのは、当たり前に使いこなせなければならない。

だからと言って、この式を丸暗記しても応用はできない。

この式がどうやって出てくるのか、どういう意味を持っているのか、そこまでを理解した上で使いこなす。

これが当たり前のレベルである。

言ってみれば、これらは道具である。

道具を使いこなすには、ある程度の反復は必要である。

しかし、入試問題などのようにいろいろな知識や工夫を要する問題は、当たり前にできるようなものではない。

そこで必要となるのは、どの道具を用いるべきかを判断する能力である。

こういう問題に取り組むには、道具に対してある程度熟知していないと意味がない。

いたずらに取り組んでも、間違った認識を持ってしまう可能性も高い。

そのあたりを間違えないようにやることが大切である。

というわけで、当たり前にやるべきことをまずはしっかりと準備しておくことだね!

と、そんな話をした。

いきなり変わるのは難しいけど、少しずつ認識を変えていけば、きっとできる。

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