大人になってからの方が勉強が楽しいと思える、という話をよく耳にします。学び直しがブームになっているのもその裏付けかもしれません。
僕も、本格的に数学を勉強し直し始めたのは大人になってからです。
もともと数学が好きだったというのもあるとは思いますが、やはり学生時代よりも楽しく学べているように思います。
なぜだろう、と思って色々と考えてみたのですが、まず、自分のペースで学べるということが大きいかなと思います。
学生の頃は、カリキュラムに沿って期限までに終わらなければならないという制約があるため、理解度に関わらず一定のスピードで学ぶことを強いられました。
ですが、今はとくに期限もなく、色々と気の向くままに学べるというのがいいのではないかと思っています。
もう1つは、テストがない、ということですね(笑)
これは、もしかすると最大の要因かもしれません。生徒の中にも、テストさえなかったら楽しいのになぁと愚痴をこぼす子もいます。
やはり、そのくらいテストというのは精神的に影響を与えるものなのでしょう(笑)
テストがないのでどれだけ間違えても怒られることはありません。まあ、間違わないに越したことはないのですが。
この辺りのことは、ちょっと生徒と突っ込んで話をしてみたいなぁと思う部分ですね。
要は、自分の意志で好きな時に好きなだけ学べるというのがいいのかも知れません。大人になって、色々と視野が広がったということもあるかも知れません。
これ、という要因は分かりませんが、楽しいなあと感じる人が一定数いることは事実のようです。
やはり、人間というのは本来、学ぶのが好きな生き物なんじゃないかなと思ったりもします。