今年から塾のテキストが一新された。
という話は前にも書いた気がするが、気のせい気のせい。
新指導要領になって教科書が改訂される影響である。
脱ゆとり、なんて言われているアレですな。
教科書が分厚くなる、内容が増える、勉強量が増える。
ちなみに文科省のHPには、こんな文言が出ている。
新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。
これからの教育は、「ゆとり」でも、「詰め込み」でもありません。
次代を担う子どもたちが、これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けてほしい。そのような思いで、新しい学習指導要領を定めました。
「生きる力」を育むためには、学校だけではなく、ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことが大切です。
子どもたちの未来のために。
新学習指導要領、スタート。
へー、で「生きる力」って何よ? と俺みたいなやつは突っ込みたくなる(笑)
勝手にスタートせえよ、と突き放したくもなる(笑)
何にしても、今まで異常だったものが少しまともになった、くらいのものだ。
そもそも俺なんて、学校内容は全く気にしていない。
学校でどんな風にやっていようが、それはそれである。
塾としては、学校とは違う角度から考えたり解説を聞いたりする機会が重要だと思っている。
必然的に、教科書的な説明よりも、より深く高度なものを用意しなくてはいけない。
まあ、「分かりやすい」っていう要素も大事だが、これはこれでまた別の問題を孕んでいる。
いずれにせよ、塾としてはこれまで通りなのだ。
と偉そうに書いているが、結局のところ・・・
いちいち学校に合わせて改訂しなくて済むような、骨太の塾教材を作ってほしいんだな~。
ということなのである(笑)
今回のテキスト改訂で、いろんなものが使えなくなった。
チェックテストや、まとめプリントなどなど。むぅ、これは不満だ。
大きな塾だと、社員で分担してバババっと作り直したりできようが、うちのように、おっさんが一人でちまちまやっている塾だと、追いつかない(笑)
もう、自分でプログラム組んで、指定した問題をストックから引き出して自動的にレイアウトしてプリントアウトしてくれるようなシステムを作ろうと決意した。
そのために、TeXの勉強もしてやる。PerlとRubyはそこそこ使えるから何とかなるだろ!
もう、こうなったら意地だね(笑)
いやー、しかし俺は一体なにと闘っているんだろうな~(遠い目)