今日は高2の数学。微積分も残すところあと数問である。
それが終わったら高2の数学は終了である。
分厚いテキストだな〜と完成品を見たときに思ったけど、もう数ページしか残ってないのか。
1年間、随分とたくさんのことをやったように思うけど、どれくらい吸収してもらえただろうか?
使い倒してボロボロになってる生徒のテキストを見ると、ああ、頑張って良かったなと思う。
土台を作りはじめて、3年くらいかけて、今のテキストが出来上がった。
ちょうど、この学年に合わせて完成を目指してきた。
生徒の顔を思い浮かべながら、ああ、この説明だと足りないなあとか、これだと丁寧すぎるなあとかね。
毎日、明け方まであれこれ考えながらちょっとずつ作るのは楽しい日課だった。
視力がめちゃめちゃ下がったけど(笑)
似たようなことが以前にもあって、生徒1人1人に合わせて課題プリントを作っていた時期がある。
テスト結果を分析して、足りてない部分をしっかり補えるようなプリントを作りまくってた。
でも、そのプリントは、悲しいことに一度も日の目を見ることなくフォルダから削除された。
「必要ならプリント欲しいと言いにこい」と言ったら、誰もやってこなかった・・・。
そういうこともある。
むしろ、そういうことの方が多いかもしれない(笑)
それでも、何かのときのために、コツコツと準備だけはしておこうと決めている。
こちらから与えることはしない。あくまでも自主的にやって欲しいから。
何やってんだろうなぁとか思うこともあるけど、「ありがとう」と言われると、また頑張っちゃう(笑)
俺はそういう単純な生き物である。冷酷な数学マシーンではないのだよ。
やっぱり、生徒が笑顔になってるのを見るのが好きなんだなあ。
テキスト渡した時の「やった!」って笑顔とか、問題解けたときの笑顔とか、俺のキレキレのギャグに対する笑顔とか。
俺自身が、ここ最近何となくしっくりとしないエネルギー切れ状態なんで、結構しんどい日々を送ってるけど、生徒の笑顔は何より大事なのだ。
だから、笑顔で授業を受けてもらえるように、そこの努力は欠かせない。
今日も今から添削をやって、明日返却である。気の利いたコメントでもかましておきたいね。
追伸:タイトルはスピッツの曲ね。
17歳、高校2年生の俺がすごく気に入って聴いてた曲。
もう23年も前の話。それでも色褪せない名曲だな〜