今日、少なからずショックだったことがある。
極限の授業のときに、eの定義を知らないという生徒がたくさんいた。
はあ?どういうこっちゃ?
と思って今日、教科書を見てみると、eの定義って教科書内では扱われていないことが判明・・・
ま、まじっすか!?
それなのに、指数関数や対数関数の微積分は扱われている。
唐突に出てくるeに対して、自然対数の底で2.71くらいの値です程度の説明しかない。
これで納得いくんだろうか?
というか、極限の話では三角関数の極限とeの定義が醍醐味なのに。
こんな教科書で理解しろって、ちょっと酷くないか?
おまけに、生徒が先生にeの定義を質問したら「2.7くらいの値や、覚えとけ」という返事が返って来たらしい。
ますますヤバいじゃないか・・・
なんか、思考力とか表現力とか浮ついた話ばかりだけど、日本の理系教育は大丈夫なのかね?
ちょっと、ていうかかなり心配なんだけど。