勉強のサイクル?

PDCAサイクルというのがある。Plan-Do-Check-Actというサイクルで業務などを回していくという話である。

Wikipediaの説明によると

Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
Do(実行):計画に沿って業務を行う。
Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。

となっている。なるほどね。「業務」ということに関しては有効かもしれない。

で、最近はこのPDCAサイクルが勉強にも使えるっていうことで、取り上げている人も多い。

検索上位でこういうサイトを見つけた。他にももっとたくさん出てくる。

まあ、確かに勉強にも一定のサイクルがあるっちゃある。ただ、それはいわゆる「作業的な」ものに限定されるように思う。

何かを理解して自分の中に落とし込むということに関しては、そういう単純な作業で上手くいくようなものではない。だから、PDCAのPの部分でいきなり破綻してしまいそうである。まず計画通りにはいかないし、そもそも計画を立ててやるようなものでもないと思う。

勉強を作業として捉えているのであれば、PDCAのようなサイクルを取り入れるのはプラスになるかもしれないが、そうでない場合にはあまり有効じゃないなあと個人的には思うのである。

Twitterでも以前、大喜利状態で取り上げられていたし、そう簡単にいろいろと当てはまるもんじゃないんだろうな。

ちなみに、俺のPDCAはこんな感じだろうなあ。

P(パパッとやって)
D(ダラダラして)
C(ちょっとやって)
A(あーめんどくさい)

これを書きたかっただけというね(笑)

まあ、勉強法っていろんな人がいろんなことを言うけど、どれが正解っていうのはない。薬になるものもあれば毒になるものもある。つまり、勉強法っていうのは自分で見つけるしかないっていうことである。何かを参考にするのはいいけれど、それを鵜呑みにするのではなく、自分なりにアレンジしたりして作り上げていかないとダメなんだな。

あとは、勉強っていうもの自体を取り違えないっていうのも大事なことだと思う。いつも言ってるけど、単にテストの点数を上げるっていうだけなら、なるべく効率の良い方法でやった方がいい。時間が無駄になるから。個人的には、きちんと何かが残るような勉強をしてもらいたいけど、そういう人ばかりじゃないだろうからね。

さあ、高校総体も終わったようなので、気合い入れてやっていこう。

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