受験シーズンの到来を告げるあれこれ

塾長
10月の半ばからいきなり気温が下がって、冬のような天気が続いています。寒いのが苦手な塾長はすでに機能停止しようとしていますねえ笑。ああ、春はまだまだ先だなあ。

春が来るよりも先に、重要な受験シーズンがやってきます。

毎年のことですが、受験が近づくにつれていろいろな怪情報が飛び交い始めます。もはや風物詩と言ってもいいかもしれません。

私は受験生を毎年見ているので「お、今年もやってきましたねえ」という感じで軽く流しているのですが、受験生や保護者の方にとっては1回限りの受験(複数回となる人もいますが)ということもあり、いろいろと不安を抱えやすいということも承知しております。少しでも役に立ちそうな情報があれば構わずに飛びついてしまうのも仕方のないことかもしれません。

塾長
しかし、噂レベルの真偽不明な情報を撒き散らして不安を煽り、生徒を獲得しようという人がいることも、悲しいですが事実なんです。

先日もX(旧Twitter)で、採点基準・減点についてのツイートが炎上しておりました笑。

学校や塾でも、以下のような話がよく出るのではないかと思います。

「○○を書いたら減点」

「○○を書かなかったら減点」

「○○を使ったら減点」

こうした採点の話はいつの時代でもあるものですが、当たり前のことを確認しておくことが大切です。

公表されていないことは誰にも分からない
客観的な基準なしに減点することは不可能
採点は公平に行われている

入試に関する情報は大部分が公表されています。以下は一例ですが参考にしてください。

令和6年度第1学年入学者募集

主な内容は上記に記載されています。他にも細かな情報が教育委員会のサイトに載っています。

検索もできるので、人に聞くのではなく自分で責任を持って調べることが大切です。

原則として、一部の人しか知り得ない情報というのは入試の公平性の観点からもあってはならないことです。

塾長
つまり、入試に関することで塾の先生だけが知っている情報というものは存在しません(存在してはいけません)。もちろん過去の塾生のデータの蓄積などから分かることもありますが、そういうのはまた別の話です。

とくに最近はコンプライアンスが重視され、入試に関係する方々の守秘義務もかなり厳しいものとなっているはずです。

常識的に判断すれば、入試の(とくに合否に関わる)情報が漏洩するということはあり得ません。もし、何かしらの情報を流している人がいるとすれば、それは大問題です。

そのため、採点基準に関することや評定の細かな取り扱いなど、公表されていること以外の情報はすべて眉唾モノと思ってください。

それでも、不安からいろいろ気になってしまうという方もいらっしゃるでしょう。

そういう方は、余計な情報に惑わされないように、まずは公表されていることをきちんとチェックすることをおすすめします。

大事なことは合格できるような学力を身につけることです。そのために必要なのは「情報」ではありません。

そのことを忘れないように、地に足をつけて取り組んでいきましょう!

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